安心する抱き方
メルは抱っこが好きなのかどうかよくわかりませんが、同居人Aがこのやり方で抱っこするとずいぶん長い間されるがままになっていることが多いのです。
胸の下から手を入れて、もう一方の手でお尻を支えて、グッと胸に引きつけた状態で左右にユラユラします。赤ちゃんを抱っこして揺らすイメージです。
するとメルは脚をだらんと垂らしたまま(たまに揺られながらグルーミングします)、目をつぶったりしてじっとしています。
ところでメルはよくブラインドの下に挟まった状態で寝ています。こんなふうに、ブラインドの内側に入るのではなく、あえて板を自分の身体に乗せています。重さが心地よいのでしょうか。
テンプル・グランディンという動物学者の本の中に、牛が身体をぎゅっと圧迫されると落ち着くという話が書かれていましたが、もしかすると猫にもそういう習性があるのではないかと思っています。猫は狭いところに潜り込むのが好きですよね。
抱っこの話に戻りますが、メルを抱いた時に胸の下からグッと(嫌がらない程度に)身体に引き寄せるのがコツのような気がしています。重くてこちらがギブアップするくらいまではじーっとしています。抱っこしてユラユラしている時間は同居人にとっても癒しの時間なので、もう少しダイエットしてくれるとありがたいです(^-^;