うちの猫の観察日記

保護猫からうち猫になったメルの成長記録

猫との会話

   

猫は人間と暮らしていると、言葉によってコミュニケーションをしようとするのでよく鳴く、といった話を聞いたことがあります。反対に、外では敵に見つからないようにあまり鳴かないと言います。

たしかにメルと暮らすようになって、猫ってこんなに話しかけてくるのか、返事をするのか…と驚かされます。
メルに話しかけると大抵はこっちを向いて話を聞いているような顔をしますし、呼ぶと「ニャーン」と返事をしたり、「おいで」と言うとノソノソやってきます。
また、メルの方からこちらへ近づいてきて「ニャン」と話しかけてくることもあります。

人間の言葉を完全に理解していないとしても、コミュニケーションをしようという意志を感じるんですよね。

メルは私の椅子がお気に入りのようで、私が席を立つとすかさず椅子を奪います。

先日、お昼ご飯を食べたメルが椅子に座った私のそばにやってきて、椅子に乗りたそうにしていたんです。でも、その時仕事をしていた私は「今はダメだよ~。」と言って、代わりにひざ掛けをメルにかぶせたんです。このひざ掛け、メルが好きなんですよ。

だけどメルはひざ掛けから顔を出すと、ひざ掛けをボコボコに蹴りました。(^^;

そして、しばらくして私が「椅子に座っていいよ。」と席を立ったのですが、こうしてひざ掛けの上でブスッとしていました。メルに椅子を取られた時は食卓の椅子を持ってくるのですが、この日はいつまでもひざ掛けの上にいるので、私は自分の椅子で作業することができました。

無言だったけど、メルの感情をとても感じられたできごとでした。

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