うちの猫の観察日記

保護猫からうち猫になったメルの成長記録

猫に噛まれた時

   

少し前に「メルは最近噛まなくなった」と書いたばかりでしたが、お盆前に久々にガブーッと右足首付近を噛まれました。

なぜ噛まれたのか考えてみると、メルが最近気に入ってよく寝転んでいるアイロン台の上で私が作業をしていたからかなーと。
メルが噛んでくる時の原因の1つは「自分のお気に入りの場所や物を取られたと感じた時」なのかなと思っています(ただムシャクシャしたとかだったら悲しいですが)。たとえばメルが気に入って自分のものだと思い込んでいるかもしれない私のひざ掛けの端を、私がちょっとふんづけていた…とかそういう時にも噛まれました。縄張り意識みたいなのが強いんですかね。去勢しているのに。

噛まれた右足は前方に複数の引っかき傷、後方に牙4本分の噛み付かれた後があって、なかなか血が止まらずかなり痛みました。一瞬のうちに噛みつき足で蹴り、走り去ったという感じです。
今まで何度となく噛まれていますけど、今回のはかなりダメージが大きい気がしました。すぐに消毒しましたが、1日おいたら牙の刺さった1カ所がどんどん腫れてきてしまい、歩くのもつらいほどになりました。それでやむなく外科へ行くことにしました。

引っかき傷はさほど問題ないけれど、噛み傷はすでに化膿しているということで、消毒、塗り薬の後、包帯をぐるぐる巻かれ、抗生物質の飲み薬と塗り薬を処方されました。私の足にほかにも無数に傷跡があるのを見て、先生が「猫は言うこと聞かんもんねえ。何度でも同じこと繰り返すもんね。」と笑っていました(^^;

メルの顔を見てしばらく「ここ痛かったんだよ(_ _+)」と訴えると、なんとなく申し訳なさそうな顔をしているように見えましたが、ケロッと忘れているんでしょうねぇ。

傷がふさがっていないうちは防水のカットバンを貼るか、お風呂のお湯にはつけない方がいいみたいです(バイ菌が入るから)。お盆休みが終わってやっと腫れがひきました。患部を押すとまだ痛いですが随分治ってきているみたいです。もう一度病院で診てもらいましたが、噛み傷はもう少しかかるけど、もう大丈夫だろうと言われました。

メルは完全に家猫ですが、家と外を出入りしていたり、野良猫に噛まれた場合は破傷風なども警戒しなければならないようです。可愛い猫とはいえ、噛まれて感染症にかかることもあるので、なめてかかってはいけません。噛まれたら洗って消毒は絶対、そして傷がひどいなら迷わず病院へ行くのが正解だと思いました。

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